マダイ強化月間?第1弾。
ここ数年 鯛を狙って釣りのは夏場のこの釣りだけになりつつある。
今年の徳島県南のマダイは遅れているのか
まだほとんど姿を現していないようだ。
前夜の天気予報では 傘マークなし 風は少し強くなる感じであったが
出発時から激しい雷雨。
高速道でも前が見えないほどの豪雨。
港に着いた頃には雨は止んでいたが 空は真っ暗。
今にも雨が落ちてきそうな怪しい雲行き。
5:30 出船。
港の中では気づかなかったが
港を一歩出れば 大きなうねりが…
某 嵐を呼ぶお方が船着き場に食料を忘れたようで
ちょっとUターンして 源洋丸から忘れ物をいただく。
北上して伊島方面へ向かうつもりが
うねりと北風が強烈で 仕方なく南下することに。
雨はますます強くなり 雷もゴロゴロ。
真夏の釣りだというのに これで3週連続で寒い釣りとなった。
風を背に受け走っているときは それほど感じなかったが
船をとめると かなり大きなうねりが船を揺らす。
気分が悪い。
瀬戸内の波風には耐性ができたものの
太平洋のうねりは … ダメだ。
大島の近くで釣り開始。
うねりが大きすぎて底取りがよく分からない。
イワシが付いたかどうかも分からない。
生体反応があったと思ったら
アヤメカサゴが付いていた。
イワシが居ても それに食いつく魚が居そうにないので
荒れを覚悟で北上することに。
このときすでに船酔いダウン寸前。
もうすでに限界に近い。
二日酔い名人とともに 八千代丸のロイヤルスイートルームへ。
何度もお世話になったお部屋にゴロリ。
意識朦朧の中 何度かトイレに駆け込み…
1時間あまり走って 阿部沖へ。
画像では分かりにくいが ここも凄いうねり。
隣の住吉丸が波間に消えてしまうほど。
仕掛けを落とすたびに大サバが掛かってくる。
2,3回流したところで 気分が悪くなり
もう限界 再びキャビンへ …
戦闘不能状態・戦力外となってしまった。
ZZZZZZ…
何時間寝ていたんだろう。
気が付けば お昼12時過ぎ。
あれっ?
私は何処で何をやっていたの?
記憶の糸をたどっていくと
確か ここまで 釣りをしていたのは 確か20〜30分ほど
カサゴにサバ4,5匹しか釣っていないような気が。
窓の外から眩しい光が差し込んでいる。
あれ?
雨は止んだ??
ここは何処?
キャビンから起き出すと どうやら伊島の北側に来ているようだ。
風は強いものの うねりはないので 何とかなりそうだ。
船もたくさん来ている。
先ほどからよく当たっていますよ〜 ということで
まだ意識がはっきりしないものの戦線復帰。
仕掛けを入れると いい感じで大きめのイワシが付く。
これは期待できるかも。
ほどなく竿先が海中に突き刺さり
ゴンゴンと竿先を激しく叩く懐かしい感触が。
本命 64cm。
イワシを食べて丸々と太っていた。
ベイトはウルメとマイワシ。
食いの悪いカタクチはほとんど掛からない。
大きめのウルメやマイワシがよく掛かるときはチャンスタイムのはず。
仕掛け回収中に竿先をひったくっていったのは
ハマチ君。
狙いはメジロ・ブリなんですが…
その後 だんだんアタリが遠のいてきた。
この釣りは イワシを掛けてから30秒が勝負タイム。
それ以上経つと針に掛かったイワシは動かなくなり
死んだエサを付けているのと同じような状態になるので
極端に食いが悪くなる。
竿先のプルプル状態がなくなったら
いかに早く次のイワシを掛け直して
再びリーチ状態に持って行けるかが勝負の分かれ目。
何度か掛け直した後 底に落として即ヒット。
どうも今日はハマチが回っているようだ。
同じパターンで もう1匹追加。
メジロ・ブリも居るはずなのだが …
イワシの付きが悪くなってきたので
港へ向かって 阿部沖でサバでも釣って帰りましょうか ということに。
伊島の島影から出ると またしても大きなうねりが出迎えてくれた。
せっかく復活していたのだが,また気分が悪くなってきた。
再びキャビンで ZZZZZZ…
安部沖に到着し 寝ぼけた状態でサバを数匹釣ったところで 沖上がり。
港へ帰るまで またキャビンで ZZZZZZ…
5:30に出航してから 17:30に帰港するまでの12時間
釣りをしていたのは3〜4時間?ほど
思い出そうにも 記憶が曖昧で よく覚えていない。
みなさん 悪天候の中 がんばられていたようで
最終的には そこそこの釣果に。
昼の一瞬の時合いで何とか釣れたものの
天候に恵まれず 沖にいた時間の大半は寝てしまっていた。
次回以降は天候や釣果に恵まれますように …
本日の釣果 マダイ 64cm ハマチ など